和歌山の山の中に、大きな天文台があり、その少しおりたところに明治時代に建てられた小学校があります。
昔懐かしい木造の校舎で、広い校庭もありますが、生徒はいません。
ずいぶん昔に廃校になってしまったのです。
平成の世になって、町の施設として使われるようになりました。
校庭はキャンプ場になり、校舎は素敵な宿泊施設とレクリエーション施設になっていて、野外活動など合宿や趣味の集まりに使われています。
朝や夕暮れにはひぐらしが鳴き、夜は星空がとってもキレイです。近くの川ではホタルも飛びます。
自然でいっぱいです。
で、ここにやってきた人がもっと面白いことはできないかと考えました。
そうだツリーハウスをつくろう!
ツリーハウスというのは、自然の樹木に、小屋をのっけたものですね。
ハックルベリー・フィンとか、不思議の島のフローネにでてくるような木の上のお家です。
小学校のまわりは山だし、木がいっぱいありますので、ツリーハウスを作る場所には困りません。
人家も少なく、人の邪魔にもなりませんし、邪魔しに来る人もいません。
やろうやろうという話になり、仲間が集まりました。
つづく。
2018年 追記
古い学校跡の施設は、町の予算不足か人員不足か、運営が困難になりまして、2018年3月をもって閉鎖となりました。