ツリーハウスを、なるべくコストを掛けずに作ろうというのが我々の趣旨です。
コストが一番かかるのは、材料です。木材ですね。
解体された木造住宅の切れっ端でもいただこうか、なんて話をしていたんですが、なんとすばらしいことに材料が無料で手に入ることになりました。
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間伐材でツリーハウス
それは山の中に転がっている間伐材です。
杉や檜を間引いて切り倒されているのが、ゴロゴロ転がっているんですね。
4メートルや5メートルくらいあるので、ツリーハウスの材料にはもってこいです。
そんなのが、山じゅうに無数に転がっていて、朽ち果てていくのを待っているんです。
もったいない話ですが、今時は海外から安い木材が入ってくるので、山からコストをかけて運んでも、わりが合わないらしいですね。
それどころか、豪雨などの時、流れ出して危険でもあるのだとか。
ご先祖様が、将来の林業のことを考えてせっせと植林してくれたっていうのに、皮肉なことです。
山の持ち主に許可を頂いて、間伐材運びをしました。
丸太は結構重いです。こんなのが倒れてきたら、自動車の屋根でもぐしゃっと潰れます。
ロープと滑車で引っ張りあげたり、上からは放り投げて転がしたりして、道路に運び出しました。けっこう危険な作業です。直撃したら、死ぬかもしれません。
丸太の皮はぎ
軽トラックに乗せて、ツリーハウス予定地まで持って行って、皮をはいで手頃な大きさにカット。
なかなか楽しい作業です。
皮を剥ぐ道具はいろいろありますね。
これは両手でもって真ん中の刃の部分で皮をはぎます。
余ったらピノキオでも作ろうかと思います。