いろんなツリーハウスがあると思うのですが、我々の第一号は、ログハウスみたいに丸太を積み上げていくというものではなく、あらかじめ板を重ねて作っておいた壁を、四方に立てて、木ネジで止めるという方法で作ることにしました。
つまり、ツリーハウス自体に柱はありません。木の柱に床板を取り付け、その上に箱を乗せているというイメージになります。
ツリーハウスの壁の作業工程
壁の作り方はこんな感じ。
まずは野地板の両端を半分削ります。
製材の機械です。
(この人は、セミナーハウス未来塾の塾長です。)
丸ノコの歯を、木の厚さの半分にセットして削ります。
こんなふうに半分だけ削れます。
半分削ったところを重ねて壁板にしていきます。端っこは木ネジで止めています。
木ネジを止める横木を「胴縁」といいます。
水平方向に何本か打ち込んで補強します。
板が重なるところはコーキング。隙間を塞ぐためです。
壁ができました。これを4枚作ります。
ちょっと調整。片屋根にすることにしましたので、壁をナナメにカット。
ネジを打ちなおして、余った部分をのこぎりで切ります。このあたり、作りながら修正していっています。綿密な計画と設計がないので、流動的です。
ちなみに木ネジは、こういった電動ドライバーで打っております。
できた壁を床の上に運びます。
垂直を測ります。
あっ! 垂直にならない!
どうやら床板が水平になっていないことが発覚。
真っ直ぐにすると、隙間が開いてしまいましたが、これもご愛嬌。
床板に木ネジでとめていきます。
多少の誤差も味わいです。
だいぶん、ツリーハウスっぽくなりました!